こんにちは、カナダ生活6年目のようぺーです。
現在は14,000ドル程をQuestradeで運用していますが、コモデティのETF、GSGに投資したり、ゴールドが気になったりと色々と目移りをしてしまう状況です。
などと言う感じで、迷ってしまうんですよね。そのため、「自分はなんの為に投資しているか?」というのを改めて振り返っておきたいと思います。
基準が明確になるので、目的と手段がブレてしまったり、精神的に不安定になることを避けられると感じたからです。
色々と考えた結果、今後は年間22,500ドルを目的に応じて積み立てて行こうと思います。
カナダでの投資の目的と今後の方針について
主な目的は下の2つとなっています。
- 約18年後の教育資金
- 5年後ぐらいを目処に住宅の頭金
それぞれ、使用する時期や用途が違うため、別口座にて管理しています。時々、口座を一緒に管理している人がいるらしいですが、どの程度準備できているのかが直感的にわかりづらいため、あまりオススメはできないかなと思います。
教育資金の準備方法について
主な運用方法などは、下記のようになっています。
- 運用方法:年間6,500ドルをVTIやVOOなどの米国株ETFへ
- 方針:子供が14〜15歳時に利益を確定して、無リスク資産へ移行
米国株を積み立てている理由は、今後も長期的な成長が見込めるし、12〜13年以上の投資期間が取れる場合は、元本が毀損しないことが過去のデータとしてい出ているんですよね。
もちろん、過去が未来を保証するわけではありませんが、一定の判断材料にはなってくれると思います。逆に、米国の長期成長が見込めないなと判断した時点で、他の方法に舵を切る事になるでしょう。
運用状況について
RESPに年間2,500ドル拠出しながら、TFSAで残りの4,000ドルを積み立てています。
ちょっと、拠出している額が多すぎる気がしますが、北米全体でインフレが進んでいて、教育資金も特にインフレしやすい事を考えると、一旦この金額で運用して、見ようかなとおもっています。
教育資金を積み立てるのであれば、RESPの開設しておくと最大で7,200ドルの助成金を受け取れるので、効率的に準備が出来ます。
住宅の頭金
- 運用方法:オールシーズンズポートフォリオにて、年間16,000ドル(月1,333)積み立て
- 運用方針:基本的には安全性と確実性を重視
- その他:2026年〜2028年頃に使用時期する可能性が高い。
「オールシーズンズポートフォリオって何?」という方もいると思いますが、その名の通り「どんな状況にも対応しているよ!」といったポートフォリオのなっています。世界的に著名な投資家のレイ・ダリオ氏が考案。
大きな特徴としては暴落が起きたときでも、安定したパフォーマンスを発揮してくれるので、リスクが少なくなっています。
債券や現金での積み立てでも良いかなと思ったのですが、バックテストを参考にした結果、オールシーズンズポートフォリオで運用した場合、3年後からリターンが得られるようなので採用。
内訳の詳細などは、こちらの記事で詳細を綴っています。
「Cash is trash」という言葉を残したレイ・ダリオ氏ですが、年間16,000ドル寝かせて置くのはもったいないかなと思ったので、オールシーズンズポートフォリオにて5年前後運用していく予定です。
運用時の注意点など
- 2022年は一旦これで様子を見る
- オールシーズンズポートフォリオは年2回(1月、7月)のリバランス
- 短期トレードは全体の1割程度
前提条件が「米ドルが今後も世界の基軸通貨であり続けて、長期的な成長が見込まれること」となっているので、この条件が崩れるであろうタイミングでは大きく投資対象を買えていくことになると思います。
現段階では、ウクライナとロシアの戦争によって、中国が経済的に潤うであろうと言われています。そうなると、アメリカ中心の社会から中国へ移行する可能性もあるので、その辺りも想定しながら、投資していく必要があるかな感じています。
短期トレードについて
また、基本的には資産の9割以上は長期投資として、「たまに、数日〜数週間以内の短期投資で遊ぼうかな」ぐらいのスタンスでトレードしてみようと思います。
短期トレードする時は特に、投資理由と利確基準、損切り基準を明文化しておかないとぶれてしまうので、こちらもメモ帳やブログを活用しながら、思考を整理しいけたらなと
まとめ
とりあえず、投資していくというスタイルも悪くないと思いますが、ゴールのないマラソンは走れないので「なんの為に投資しているのか?どれぐらい必要なのか?」が明確になると、長期スパンで取り組みやすくなると思います。
結果的に、相場が少し乱高下をしても、「まぁ、想定の範囲内だし、大丈夫」と心臓がドキドキして眠れないといった状況になる。
「現在のままで問題ないか」を今後も月1程度で状況を確認していきます。
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